貴女へ・・・

2001年5月30日
窓の外には降り積もる雪
純白の景色に貴女を連想した
時が過ぎ、汚れていく姿に僕を重ねた

君の辛さに気付かず君を何度も傷つけてしまった・・・
気持ちとは正反対の言葉で何度も、何度も・・・

今もこの部屋に残る君の香りは
君を傷つけた僕への罰なのかもしれないね

目を閉じる度に思い出す君の声、君の笑顔、君の温もり・・・
目を閉じれ全ては無かった事の様に
君だけが景色から消えていく・・・

止まらない涙はきっと君の流した涙の数だけ流れるだろう

今も止まらない涙を拭い
視線を窓の外に向けると
「雪」は消えていた・・・

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